コラム



 
『タンゴ界のクラーク・ゲーブル』
(日本テレビ「ザ・ワイド」)
『日本でいちばん赤いバラの似合う男』(雑誌「DIME」)
等、日本人ばなれした芸風は玄人筋から高く評価されている。
本場、アルゼンチンの大御所カルロス・リバローラは井上をEL LEI DEL COMPADRITO(タンゴ界の顔役の中の顔役)と呼び、再会する度にリバローラは "COMPADRITO(顔役)" 、井上は "MAESTRO(先生)" と呼び合う仲である。
日本だけでなく、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、メキシコ等のテレビで紹介されている。

 若い頃から熱狂的なタンゴファンだった井上てつひこが、50歳を超えて初めてダンスをに目覚め、驚異的な猛特訓により自らを鍛え、仲間を募って設立したタンゴ舞踊団です。
盆踊りすら無縁だった不器用な人でしたが、涙ぐましいほどの努力とタンゴへの熱愛が功を奏し「これぞタンゴ!!!」と認められる踊り手になりました。
 スタートが遅かったこともありますが、納得のいくものしかやらない・利益最優先の活動はしない、など、いろいろこだわりのある人で、だんだんと知る人ぞ知る舞踊団になっていきました。決して派手な活動ではありませんが、その中身の濃さは自他共に認めるものであります。
 また、タンゴはソシアルの世界と違って、「教師」を名乗るのに特別な資格が必要のない、比較的新しいジャンルのため、ちょっとかじっただけで「自称プロダンサー」を名乗る輩が続出しており、彼らの技術への不満はもとより、タンゴに対する認識の薄さ、志の低さは残念でなりません。
 しかし、井上てつひこのタンゴへの情熱、カルロス・リパローラーをはじめとするレッスン系譜はあくまでも正統派と自負しております。
黒猫座は、こんな井上てつひこによる由緒正しいタンゴ集団なのです。

 残念ながら、井上てつひこは2006年5月30日に67歳の若さで急逝してしまいました。
 「井上てつひこならではの黒猫座」的要素が色濃かったため、このままま黒猫座を存続させるべきか考えましたが、本当のタンゴファン、本当のタンゴダンスファンと集いたい、増やしたい、と井上てつひこは考えたことでしょう。
 幸い、井上てつひこの厳しいレッスンに耐えた仲間もいることですから、しばらく頑張ってみることにしました。

 各種レッスン・パーティ・その他企画については後頁をご参照ください。
 じっくり試行錯誤しながら、マイペーズで運営していきます。機が熟したころにまた「情熱のタンゴ」シリーズを再開できるといいですね。
 とにかく、多くの人がタンゴを楽しんでいただけるよう、これからも鋭意努力していきますので、よろしくご愛願ご鞭撻の程おねがい申し上げます
2007年1月
黒猫座主宰 井上 よし子



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